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時代の変化とともに、こころの病に対する認識は変化しつつあります。しかし、実際に患うご本人やともに暮らすご家族の苦しさや辛さはそう変わったりしません。どんな理屈や倫理感や常識があろうが、すべてを投げ出したいのは一度や二度ではないでしょう。
我が存在を、あるいは我が子やパートナーの存在を本当に投げ出したい、その川の渡し船に乗ってしまうその前に、ここにちょっと立ち寄ってほしいと、「先人」たちが開設したお茶屋さんです。

摂食障害 2020.07.03

とりあえずコーヒー

私は一日コーヒーを6~8杯飲みます。
コーヒーは私の薬みたいな物です。余裕の無い時はインスタント。少し大丈夫な時はドリップ。逆にとことん落ち込み、鬱の時はミルで豆を挽いて淹れます。
自分だけの為に淹れるコーヒーは別格に美味しい。つまり自分だけの為がポイントです。コーヒーは私にとって、手当てと同じです。



特集 2020.06.03

特集「新型コロナウイルス流行下で考えたこと」


うつ病・双極性障害

躁鬱の最中にいた時は、コロナの影響は計り知れないものがあったと思う。鬱のど真ん中にいた時なら、自身のことでいっぱいいっぱいで、コロナは自分が死ぬチャンスとまで思っていただろう。
躁で地上100階にいた時なら逆に、「自分が世界を救う!」と豪語していたかもしれない。
今、回復途中にあって思うことは、生き続けることの「尊さ」であり、「責任」である。病と闘う中で、冷静な思考を持つことが少しは出来たのかもしれない。


摂食障害・発達障害

パスタソースは買えたが麺は買えなかった。いつもと違うメーカーならあった。悩んだが、買わずに帰った。自粛による休業で、いつもの靴下も買えなかった。
知ってる味、毎日同じ商品を使うことで安心を買っていた。安心は代用が利かない。譲歩できるところはないか探して、パスタソースをご飯にかけてチーズを振った。断腸の思い。ギリギリ食べることができた。
靴下はどうしよう。これを機に新しい感触に挑戦!とは思えなかった。


当事者・ママ

どんな問題も時間が解決してくれることが多いと思う。でも、「すぐに解決したい」「この不安を抱えたままでいられない」と待つことが難しい。
その問題が家庭内での問題である場合、この自粛の中でテレワークや学校休校など家族が狭い家の中で過ごす、家の中が密になっている状況では非常に難しい。
毎日解決できない問題と嫌でも向き合わないといけない。リビングでお互い家事や仕事や勉強をせざる得ない、個室がない場合、距離をとるのが難しい。


うつ病・双極性障害

夫が在宅勤務で朝昼晩の食事を作らなければならなくなった。でもただ今躁状態。家事がサクサク進む。やりたくなかった家事も出来てしまう。達成感の嵐だ。とても気分が良い。
家の中の掃除。苗をプランターに植え替える。手芸を始めたり、私はこのご時世の中、有意義な毎日を送れている。制限された中で出来る楽しみさがしが得意であります。


アルコール依存症

コロナの影響で依存症が進行する人が増えている。僕はアルコール依存で今は断酒に成功しているが、治療に繋がる前にこの状況を体験したら間違いなく連続飲酒になった筈だ。
世の中収入がなければ生活できない。その不安を緩和するために酒に走る。自業自得だがそれが依存症。
断酒できている人も失敗者が出てくる。感染防止のために自助会の例会が開けないからだ。例会は重要な治療の場。再飲酒は死に繋がる。早期終息を祈るばかりです。


パーソナリティ障害

あの頃に比べれば今はちょっとした不安にも動じない対策を講じれるようになったのかもしれない。
前職で人間関係に疲れた私は、今は在宅ワークを目指して日々勉強中。すっかり自粛生活を満喫。引きこもり生活は水を得た魚のようだ。
カフェミュージックのCDを借りて部屋で流し、コーヒーをいれて、お手製『自宅カフェ』でPCと向き合う日々。これを機に部屋の掃除にも本腰をいれる。今ある中で出来ることがあることを知った。



うつ病・双極性障害 2020.05.03

復讐

私の中学時代は青春の欠片もなく、3年間全学年の男子から壮絶ないじめを受けていた。「キモい」、「バイ菌」呼ばわりは当たり前で、背後から蹴られたり、唾を吐きかけられるのも日常茶飯事だったが、これらは序章に過ぎなく、筆舌に尽くしがたい経験だった。
大人になり、躁状態に転換した私は、中学時代とはまるで別人のように男を漁り、モテ遊ぶ事を快楽としていた。今思えば、私はきっと、男に負けまいと、見返してやりたいと必死だったのだろう。これは私の復讐劇だったのかもしれない。



摂食障害 2020.05.03

体力が落ちて

精神的にヘロヘロになり引きこもっていたら、体力的にもヘロヘロになりました。立っていてバランスがうまくとれなかったり、指先に力が入らなかったり……。主治医に相談しました。最近調子が悪く、飲み物をこぼしたり皿を割ったりしています、と。
「それは自分で皿を割っているということですか?」
主治医はすごい剣幕でした。「いえ、力が入らなくてツルッとすべって皿が落ちて、というのを繰り返していて」「ああそういうことですか」ホッとした様子でした。今まで主治医に過酷な心配をさせてきたことをしみじみ思い知った一件でした。



特集 2020.04.03

特集「生き残ったわたしたちのエピソード」


はじめに

SANZというこのサイトが立ち上がって一年。
ここに立ち寄って、とりあえず渡るのを踏みとどまってくれた方がいてくれたら嬉しく思います。


娘はこの川のほとりのお茶屋さんの看板娘になるはずが、3年前に渡し船に乗って川を渡ってしまいました。
黒猫はみーこという名で娘が可愛がっていた猫です。この子はそれから1年後に娘のところに渡りました。


毎月一度、SANZの編集会議がありますが、ここでは娘と同じ苦しみを抱えた当事者や編集員の方、心理士の先生が参加して話し合いをしています。
私は最初からこの会に参加し、娘からは聞けなかった当事者の方の苦しみや体験談などを直接聞いたり、時には親の立場から思いを話したりしています。


初めは苦しくなることもありましたが、仲間たちに気づかされることも多く、まだまだ揺れることは多いものの、以前よりも気持ちが落ち着いてきているのを感じています。


ここでお茶でも飲みながら、色々なエピソードを読んで少しゆっくりしていって下さい。



うつ病・双極性障害

本気で死にたいと思った。2度のODをした。結果死ねなかった。きっと神様がまだ生きていなさいと言ってくれたのだと悟った。世界は変わらないのだ。


アルコール依存症

俺が俺がで生きてきた僕は、追い詰められて自分の無力さを思い知った。そんな時巡り逢えた主治医に、心の傷を打ち明けられた。涙と共に、話すと楽になれる事を知った。


パーソナリティ障害

気持ちを分かってほしくて男や親を振り回した。でも、他人は常に自分の欲しい答えはくれない。それで大炎上。今は人を巻き込まず波が過ぎるのを待つ。


発達障害

同級生の死から自死遺族の気持ちを理解した。希死念慮が収まらない時僕は頓服薬飲むようにして頓服と睡眠薬を飲むと眠気に襲われ気持ちが落ち着いた。


うつ病・双極性障害

一秒先まで生きる一秒先まで生きる一秒先まで生きる。ずっとは続かない。ずっとは続かないから大丈夫。唱え続けて死にたいの嵐が過ぎるのを待つ。



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