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時代の変化とともに、こころの病に対する認識は変化しつつあります。しかし、実際に患うご本人やともに暮らすご家族の苦しさや辛さはそう変わったりしません。どんな理屈や倫理感や常識があろうが、すべてを投げ出したいのは一度や二度ではないでしょう。
我が存在を、あるいは我が子やパートナーの存在を本当に投げ出したい、その川の渡し船に乗ってしまうその前に、ここにちょっと立ち寄ってほしいと、「先人」たちが開設したお茶屋さんです。

うつ病・双極性障害 2020.09.10

幸せは来世に

私の家庭はどこかおかしい…そう幼い頃に気付いてから、26歳になる今まで、割と生きることが地獄だった。いつか一般人のように幸せに…と欲を出して色々やってみるものの、大抵うまく行かない。
けれどつい最近、お告げがあった。「現世は仕方ない。残念。だから来世はめっちゃくちゃ幸せになる」と。そう。現世はもういいのだ。私が生きる場所は来世。来世が私の本当のステージ。私は来世で輝くのだ。現世は、そう、束の間の悪夢。だから毎日眠る前に自分に言い聞かせる。これは全て夢だよ、と。



家族 2020.09.10

人は見た目が100%??

「こんな顔だったら生まれてきたくなかった。」25歳の娘は大学2年生になった頃、整形したいと泣き叫んでいました。成人して自分のお金でするならどうぞと言ってきましたが、結局お金は貯められず、親から借金をして整形を始めました。
11歳で拒食になった時は転校が決まっていて、第一印象が大事だからと、ダイエットから始まりました。18歳で再び痩せた時には、痩せても可愛くなれなかったと言っていました。整形はしても今、満足していません。人は見た目ではないとわかる日が来て欲しいと願うばかりです。



アルコール依存症 2020.08.10

苦しいのは最初の一年

酒と決別しなければならない事を知った時、押し潰されるような不安に襲われました。恐怖に近い感覚でした。なぜならその当時の僕にとって、酒は荒んだ心を癒してくれる一番の存在であり、生きていくために欠かせない物となってしまっていたからです。
不安と恐怖と絶望に負けて何度も何度も断酒に失敗しました。この感情が死ぬまで続くのならいっそ呑んでしまえと思う訳です。断酒できてる今なら解ります。苦しいのは最初の一年。それを過ぎればうんと楽になる。そう教えてくれたのは自助会でした。



うつ病・双極性障害 2020.08.10

負けても大丈夫

私の基準はいつも「負けたくない」。「勝ちたい」のではなく、「負けたくない」のだ。もちろん勝ち負けの基準はあいまいで終わりなんてない。常に何かと闘い続けて身も心もボロボロになるし、逃げたくても逃げられず(逃げようとせず)、疲れ果てていた。
そしてある日突然力尽きて…なのか、救いの手…なのか、「負け」がやって来た。
「負けた」とは認めたくなくて、もがきもしたけど、私は私のまま。負けたら私じゃなくなるような気がしていたけど、実際は何も変わらなかった。
負けても大丈夫。いや、負けてからの方が生きやすくなったような気がする。



家族 2020.07.03

来世で逢えても

Uさんのお墓参りをする度に私達三人は色々なお喋りをする。今はUさんのお母さんもお墓の中だ。お父さんはUさんの思い出を、私達は娘のその後の話をする。長い年月のうちに中身は少しずつ変わってきた。お父さんはお母さんとの最期に、また次も一緒になろうねと約束したそうだ。
皆に慕われたUさんはきっとまた何処かに生まれるだろう。そして、以前より成長した多くの私達と出会って、きっとまた何かを始めるに違いない。でも何より今度はずっと居てほしい。本当はそれしか願わない。



摂食障害 2020.07.03

とりあえずコーヒー

私は一日コーヒーを6~8杯飲みます。
コーヒーは私の薬みたいな物です。余裕の無い時はインスタント。少し大丈夫な時はドリップ。逆にとことん落ち込み、鬱の時はミルで豆を挽いて淹れます。
自分だけの為に淹れるコーヒーは別格に美味しい。つまり自分だけの為がポイントです。コーヒーは私にとって、手当てと同じです。



特集 2020.06.03

特集「新型コロナウイルス流行下で考えたこと」


うつ病・双極性障害

躁鬱の最中にいた時は、コロナの影響は計り知れないものがあったと思う。鬱のど真ん中にいた時なら、自身のことでいっぱいいっぱいで、コロナは自分が死ぬチャンスとまで思っていただろう。
躁で地上100階にいた時なら逆に、「自分が世界を救う!」と豪語していたかもしれない。
今、回復途中にあって思うことは、生き続けることの「尊さ」であり、「責任」である。病と闘う中で、冷静な思考を持つことが少しは出来たのかもしれない。


摂食障害・発達障害

パスタソースは買えたが麺は買えなかった。いつもと違うメーカーならあった。悩んだが、買わずに帰った。自粛による休業で、いつもの靴下も買えなかった。
知ってる味、毎日同じ商品を使うことで安心を買っていた。安心は代用が利かない。譲歩できるところはないか探して、パスタソースをご飯にかけてチーズを振った。断腸の思い。ギリギリ食べることができた。
靴下はどうしよう。これを機に新しい感触に挑戦!とは思えなかった。


当事者・ママ

どんな問題も時間が解決してくれることが多いと思う。でも、「すぐに解決したい」「この不安を抱えたままでいられない」と待つことが難しい。
その問題が家庭内での問題である場合、この自粛の中でテレワークや学校休校など家族が狭い家の中で過ごす、家の中が密になっている状況では非常に難しい。
毎日解決できない問題と嫌でも向き合わないといけない。リビングでお互い家事や仕事や勉強をせざる得ない、個室がない場合、距離をとるのが難しい。


うつ病・双極性障害

夫が在宅勤務で朝昼晩の食事を作らなければならなくなった。でもただ今躁状態。家事がサクサク進む。やりたくなかった家事も出来てしまう。達成感の嵐だ。とても気分が良い。
家の中の掃除。苗をプランターに植え替える。手芸を始めたり、私はこのご時世の中、有意義な毎日を送れている。制限された中で出来る楽しみさがしが得意であります。


アルコール依存症

コロナの影響で依存症が進行する人が増えている。僕はアルコール依存で今は断酒に成功しているが、治療に繋がる前にこの状況を体験したら間違いなく連続飲酒になった筈だ。
世の中収入がなければ生活できない。その不安を緩和するために酒に走る。自業自得だがそれが依存症。
断酒できている人も失敗者が出てくる。感染防止のために自助会の例会が開けないからだ。例会は重要な治療の場。再飲酒は死に繋がる。早期終息を祈るばかりです。


パーソナリティ障害

あの頃に比べれば今はちょっとした不安にも動じない対策を講じれるようになったのかもしれない。
前職で人間関係に疲れた私は、今は在宅ワークを目指して日々勉強中。すっかり自粛生活を満喫。引きこもり生活は水を得た魚のようだ。
カフェミュージックのCDを借りて部屋で流し、コーヒーをいれて、お手製『自宅カフェ』でPCと向き合う日々。これを機に部屋の掃除にも本腰をいれる。今ある中で出来ることがあることを知った。



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