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時代の変化とともに、こころの病に対する認識は変化しつつあります。しかし、実際に患うご本人やともに暮らすご家族の苦しさや辛さはそう変わったりしません。どんな理屈や倫理感や常識があろうが、すべてを投げ出したいのは一度や二度ではないでしょう。
我が存在を、あるいは我が子やパートナーの存在を本当に投げ出したい、その川の渡し船に乗ってしまうその前に、ここにちょっと立ち寄ってほしいと、「先人」たちが開設したお茶屋さんです。

アルコール依存症 2019.11.03

過去に照らし合わせると

酒害相談というものがある。いま正に酒の問題で大変な状況に陥っている当事者と家族からの相談を受け、治療に繋げるのが目的。無償の活動だ。
家族は疲弊している。本人は口では止めるようなことを言っていても、呑みたくて仕方ない。たちの悪い相談ほど、自分を振り返れる。なぜなら自分がたちの悪いアル中だからだ。
・・・今は酒が止まっているけど、呑んだらこうなっちゃうんだよな・・いやぁ~酷い・・俺も家族をとんでもない目に合わせちゃったよなぁ~・・
自分を振り返れるのが何よりの報酬だ。



アルコール依存症 2019.07.03

自己中な認知

呑んでいた頃、喜怒哀楽は酒の肴だった。
怒りや哀しみを押し殺すために一人自室で酒を飲む。
考えることは、
・・畜生、あんなことさえなけりゃ、今頃、俺は・・・
無数の選択肢を、決めてきたのは全部自分のくせに、誰かや何かのせいにする。
うまく行けばうまくいったで喜びや楽しさを、自分の手柄にして酒を飲む。
・・ははは、さすが俺だ、俺様だ・・・
いま考えると恥ずかしい。
うまく行かない時こそ自分の責任。うまくいっているのは沢山の人達のお陰。
僕は、そんな当り前のことさえ判らなくなっていた。



アルコール依存症 2019.03.03

減酒外来は未病対策

アルコール依存症(アル中)になると、節酒(節度を保った飲酒)はできない。僕自身、身をもって体験している。断酒している人は大概、骨身にしみて知っている。
アル中と診断されても節酒できてるよ。と思う人がいれば、自分で思っているだけ。周囲に多大な迷惑をかけていることに気が付いていないだけ。僕もそうだった。
最近、減酒外来というものがある。
飲酒欲求を減らす薬を用いて節酒させようという医療。これはあくまで健常者に対する未病対策。依存症には効かない。
絶対に間違えないでほしい。





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