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時代の変化とともに、こころの病に対する認識は変化しつつあります。しかし、実際に患うご本人やともに暮らすご家族の苦しさや辛さはそう変わったりしません。どんな理屈や倫理感や常識があろうが、すべてを投げ出したいのは一度や二度ではないでしょう。
我が存在を、あるいは我が子やパートナーの存在を本当に投げ出したい、その川の渡し船に乗ってしまうその前に、ここにちょっと立ち寄ってほしいと、「先人」たちが開設したお茶屋さんです。

摂食障害 2020.05.03

体力が落ちて

精神的にヘロヘロになり引きこもっていたら、体力的にもヘロヘロになりました。立っていてバランスがうまくとれなかったり、指先に力が入らなかったり……。主治医に相談しました。最近調子が悪く、飲み物をこぼしたり皿を割ったりしています、と。
「それは自分で皿を割っているということですか?」
主治医はすごい剣幕でした。「いえ、力が入らなくてツルッとすべって皿が落ちて、というのを繰り返していて」「ああそういうことですか」ホッとした様子でした。今まで主治医に過酷な心配をさせてきたことをしみじみ思い知った一件でした。



摂食障害 2020.03.03

いい子ずるい子

痩せることで、親や学校、社会に無言で要求していた。あれをしてほしい。これはされたくない。自分の口で言うことはなかった。嫌われたくなかったし、発言することの責任を負えないから。その分、食べるものを減らした。色んなものを人質に取っていた。貴方との関係性。自分の命。私が思い詰めたらどんな風に壊れると思う?
周りは怖くて言いなりになるしかなかっただろう。「摂食障害になる子はいい子が多い」と昔は言っていたらしい。残念ながらそれは幻想だ。少なくとも私はいい子ではなかった。本当にいい子だったら、ちゃんと自分の口で言えたのだ。「私をデブって言わないで」と。



摂食障害 2019.09.03

強迫行動をやめた理由

過食が始まった時、私は太ることが怖くて、強迫的に運動をしていました。私が選んだ運動は、階段昇降です。高層マンションや高層ビルの階段をひたすら上り下りしていました。
とあるマンションの階段で初めてペットではなく人間の排泄物が落ちているのを見てビックリしました。そのうちに「ここで排泄しないでください」という貼り紙が貼られるようになり、「私が犯人と間違えられたらどうしよう」と不安になり、運動場所を変えるようになりました。
階段でトイレをする人がいるんですね。



摂食障害 2019.07.03

(不)自由な家

両親のことは好きだ。仲も良い方だと思う。でも、それだけというわけでもなかった。タブーの多い家だった。言ってはいけない言葉。考えてはいけない考え。縛りの多い家だったことを、今でも母は認めようとしない。父とは母を介してしかあまり話せなくて、父の考えを聞いたことはない。
親は親で生きればいいから、私は私で生きていきたい。
自由になりたいと言葉にすることも、本当は怖い。両親を否定してしまう気がして悲しい。そう思ってしまうのは私の歪みで、抱えた課題で、今持つことのできる私の自由だった。



摂食障害 2019.04.03

拒食制限型(絶食激やせ型)とおでん

ミモザ(デイケア)の特徴でもある、食事会。ちょっとした昼食会、ナイト夕食会、誕生会。その食事会のメニューですが、最近ヘビーな内容が続いていました。ピザ、カレー、ハンバーグ......やっとサラダになった!と思ったらツナ入り。そのツナ缶はカロリーオフ?ノンオイルですか!?
結局、怖くて参加できなかったことも。拒食制限型でも入れるメニューはないか?と皆で考え、出ました。おでん!これなら!!......蓋を開けてみたら「こんにゃくは短時間では味がしみないから」「野菜が高かった」等々、練り物中心のおでんに。
制限型、怖くても参加するか、悩むことになりました。

ミモザ(デイケア)の食事をこちらのページで紹介しています。





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