
負けても大丈夫
私の基準はいつも「負けたくない」。「勝ちたい」のではなく、「負けたくない」のだ。もちろん勝ち負けの基準はあいまいで終わりなんてない。常に何かと闘い続けて身も心もボロボロになるし、逃げたくても逃げられず(逃げようとせず)、疲れ果てていた。
そしてある日突然力尽きて…なのか、救いの手…なのか、「負け」がやって来た。
「負けた」とは認めたくなくて、もがきもしたけど、私は私のまま。負けたら私じゃなくなるような気がしていたけど、実際は何も変わらなかった。
負けても大丈夫。いや、負けてからの方が生きやすくなったような気がする。
とりあえずコーヒー
私は一日コーヒーを6~8杯飲みます。
コーヒーは私の薬みたいな物です。余裕の無い時はインスタント。少し大丈夫な時はドリップ。逆にとことん落ち込み、鬱の時はミルで豆を挽いて淹れます。
自分だけの為に淹れるコーヒーは別格に美味しい。つまり自分だけの為がポイントです。コーヒーは私にとって、手当てと同じです。
復讐
私の中学時代は青春の欠片もなく、3年間全学年の男子から壮絶ないじめを受けていた。「キモい」、「バイ菌」呼ばわりは当たり前で、背後から蹴られたり、唾を吐きかけられるのも日常茶飯事だったが、これらは序章に過ぎなく、筆舌に尽くしがたい経験だった。
大人になり、躁状態に転換した私は、中学時代とはまるで別人のように男を漁り、モテ遊ぶ事を快楽としていた。今思えば、私はきっと、男に負けまいと、見返してやりたいと必死だったのだろう。これは私の復讐劇だったのかもしれない。
なんでも大丈夫!?
面接で「週4日で当分しばらくの間はお願いします」と伝えてあった。勤め始めて約1カ月半。なんの相談もなく勤務表を見たら週5日や6日が!「勤務大丈夫?」と聞かれたが「はい。とりあえず大丈夫です」と答えてしまった。頭の中では『なんで週4じゃないの?』と思っていても言うこと(主張)はできない。そして不安になってしまう。さらにその決まったシフトでやり遂げることを目指す。
母の幸せと私の幸せ
私は病気になってから母とうまくいっていない。そっけない態度を取るし、意に反するとムカついてしまうことがある。母に心を許していないし、母に頼るのも嫌な気持ちになるから、とことん避けている。そんな私みたいな娘、親に心を開かない娘をどう思っているのだろうと疑問である。
親はどんな娘でも可愛いのか?私はいつまで母を避け続けるのか?
おそらく、私の心の中の問題だと思う。
主治医は、あなたの人生のテーマは「家族」ですと言った。
死ぬことを止めるもの
仕事上の問題及び家庭内不和から携帯で楽な自殺の仕方を毎日検索していた。必ず出てくるのが「いのちの電話」だった。
居場所がなく、いのちの電話に電話したが「おかけになった電話は大変混雑しています」というアナウンス。数十回電話しやっと繋がる。
ある日連絡が取れないだけで周囲に迷惑をかけることを目の当たりにし、勝手に死ぬのは誰にも迷惑をかけることじゃないと思っていたがそうではない現実。
僕はとりあえず「死ぬこと」を止めているのは仲間、ドクター、過去の衝撃的な出来事です。